サイクルポート 墨付け

先週末は天気が悪かったので作業はお休みでした。

今日の作業

仮組したときに確認した位置に墨付けします。
今回は相欠きを多用する予定なので、いろいろカットするところが多いです。
大きな相欠きは丸のこで、小さい相欠きはトリマーで削っていく予定です。

トリマーは面取りくらいにしか使用したことがなかったので試行錯誤です。
使っている木材が安い杉の角材なので結構ひび歪みが多いです。
なのでトリマー用に簡単な治具を作成しました。
コロ付きビットを使って倣い加工の要領で相欠き部分を削ります。

試した結果、意図した通りきれいに削れたました。

が、天板部分(コロの当たる部分)が9mmしかないので20mm削ろうとすると途中でビット交換が必要になります。

上の図より深く掘ろうとすると刃の長いビットが必要。最初から刃の長いビットを付けると一度に削る量が大きくなりすぎのでNG。
トリマーで加工する箇所20か所なので都度ビット交換は結構、手間です。
天板の部分をもっと厚いものにすれば、トリマーの高さ調整だけで済むはず。
コロが部分的にでも天板部分にかかればいいので20mm削るには12mmでギリギリ、余裕を見て15mmあればいいかな。
治具は来週作り直し。

今週の作業時間

今週末の作業時間は墨付けに4時間。治具作成に2時間。トリマー作業に3時間。治具を作ってるときの木工用ボンドの乾燥待ちが一晩。

今週のトラブル

あと作業中にオンデュリンが風にあおられて宙を舞いました。一部破損!
重なり部分なのでそのまま使うおうかな。

サイクルポート 仮組

柱をクランプと桟木用の木材を使って仮組して垂直になるように調整します。

ここでトラブル発生。
二つある物置の庇の長さが違う。
短いほうを基準にしてしまったため、屋根材を乗せる隙間がギリギリです。
ちょっと不格好になりますが、屋根の位置を少しずらせば何とか収まりそうなので、このまま続行します。

柱の上端や桁、梁が水平になるように位置を合わせて、印をつけます。

本日はここまで。
いったんばらします。

サイクルポート 基礎

羽子板付き束石で基礎を作ります。
ウッドデッキなどの床のある構造なら柱に大引きを固定していくので羽子板付きは不要だと思います。
サイクルポートの場合は大引きがないので、束石に固定していきます。
羽子板の何がめんどくさいってちゃんと直線に並べてやらないと柱の位置がそろわない。
加えて写真見てもらえればわかりますが、羽子板が束石に対して垂直についてないんですよね。
束石本体の天面を一生懸命水平にしていらっしゃる方いますが、それだとねじ止めしたら斜めになっちゃいますよね。
世の皆さんはどうしているんでしょう。

というわけで今回は、仮柱を付けて柱が垂直になるように設置してみました。
できるだけ楽をするために、束石の高さの差は、柱の長さを調整して吸収します。
束石間に適当な木材を渡して勾配が2%以内ならよしです。
一番間隔のあるところで2mなので4cmくらい。

直角もまじめに測ると結構面倒ですが既存の建屋にコンパネを当てて合わせています。

穴掘りの道具は写真の通り。剣先スコップ、片手くわ、園芸スコップ。
変わってるのは「片手くわ」くらいでしょうか。ガーデニング用で持っているんですが、これくらいの穴を掘るには実に便利です。

9時頃から16時頃まで作業時間6時間ほどで5つの束石の設置が完了です。

サイクルポート 材料

材料 数量 単価 金額 用途
杉 角材 90 x 4000mm 6本 2,780 16,680 柱、梁、etc.
杉 2x4材 2000mm 4本 980 3,920 垂木
杉 30x40x2000mm 6本束 1set 1518 1518 屋根支持材
杉 野地板 12x105x2000mm 2枚 217 434 幕板
オンデュリン クラシック 2枚 3,280 6,560 屋根
オンデュリンキャップ 2袋 798 1,596  
羽子板束石 240 5個 1,180 5,900 基礎
シンプソン金具 L字 16個 128 2,048  
コーススレッド ステンレス75mm 200本 1箱 2,178 2,178  
タッピングビス ステンレス 4x35mm 50本 1箱 580 580  
キシラデコール マホガニ 1.6L 1缶 5,280 5,280  

このほかに布ヤスリ、刷毛、木材カット代などの消耗品その他とあわせて税込46,000ほど。
目隠しのための材料が追加であと3-4000円分必要。しめて50,000円といったところ。
今回は買っていないけど手持ちの資材でキシラデコール ウォールナット、各種ねじなど。<